ドラクエのすゝめ 3

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今回紹介するドラクエ3でロトの勇者編が完結します。ロトの勇者編と言われてもピンと来ない人もいるかもしれませんが簡単に言うとドラクエ1、2のストーリーの謎がこのドラクエ3で明らかになるということです。


ロト編の完結ということでボリュームや面白さは前作の比にならないほど上がっています。正直いって今日までにあるドラクエ11までを含めてもトップクラスの出来といっても過言では無いです。


その面白さの一端をネタバレにならない程度に紹介していきたいと思います。



まず主人公が男と女で選べるようになっています。地味ですが女性プレイヤーやアバターは女でプレイしたい男性には地味に嬉しい要素ではないでしょうか。ちなみにドラクエシリーズを通して主人公の男女が選べるのは3と4と9だけです。
(※ドラクエ10も男女選べますがオンライン専用プレイという点と当時ドラクエ10を遊ぼうと思った際に自分の家にWiFiがなく親にねだっても設置してくれなくて泣く泣くプレイを断念することになったという私怨があって私は10をナンバリングタイトルとは認めてないので今回は除きました)



更に仲間も自分で作れるようになっています。ゲームを開始してすぐにルイーダの酒場というところに行けるようになるのですがそこで性別や名前、職業を自分で選んで仲間に加えることができます。

職業というのはドラクエ3から始まったシステムで職業
によってステータスに差が出たり覚える呪文が違ったりと戦い方が大きく変わるようになります。
この職業を如何にバランスよくパーティに組み込むかがゲーム攻略のミソになってきます。
この職業システムはタイトルによって変更ができたりキャラ固有であったりと仕様が様々ですが今現在も受け継がれています。



ここまで見てもかなり自由度の高いゲームですがゲーム進行も非常に自由です。最近のゲームは案内に従って決められたルートを行くのが主流ですがこれはそんな親切じゃないです。ある程度の目的はあるもののそれを達成するための道のりはどうやってもいいんです。
ですから知らず知らずのうちに身の丈に合わない場所にたどり着いてあっけなく全滅…なんてこともあります。
不親切ともいえますが決められたことしか出来ない窮屈さがなく好きなように遊べるというのもいいですよ。



シナリオの重厚さも忘れては行けません。さすがに今のゲームよりもストーリー性には劣りますがメインストーリーのボリュームが素晴らしいです。クリアするのにそこそこの時間をかけて楽しめてなおかつグダグダもしないいいバランスになっています。なんせ各地を回ってあるものを集めてなにか壮大なことをするなんてワクワクしないはずがないですから。次へ次へと進めたくなるゲームです。

さらに本作はやり込み要素も充実していてあまり詳しくは言えませんがあるボス的なものを何ターン以内に倒すと何かいいことがある…と言った具合にストーリーの根幹に大きく影響はしないものの意欲のある人はやり込みたくなる難易度高めの要素が用意されています。
私自身もやってみましたがメインシナリオの後にやり込み要素をクリアするだけで50時間ほどかかったと思います。


本当はもう少し語りたいのですがうっかりネタバレに触れてしまいそうなのでこのへんにしておきます。

最後にちょっとした小ネタなのですがドラクエ3はフィールドが我々の世界地図を元に作られてます。全エリア踏破したあとで眺めるとちゃんと世界地図になってますよ。ちゃんと日本もあります。ドラクエの世界の日本がどんな感じになっているかはやってみてのお楽しみです。


プレイできるゲーム機はファミコンスーパーファミコンWii3DS、Switchとニンテンドー製品ならだいたい出来ますが個人的にはスーパーファミコン以降のもので遊ぶのをおすすめします。



このドラクエ3を終えればいよいよ最新作のドラクエ11を最大限楽しめるようになります。


私のおすすめ通りドラクエ11やるのもいいですし天空の勇者編である4→5→6をやるのもよし、特にシナリオに連続性がない7、8、9のどれかをやるのもよし、どれをやっても楽しめます。


私としては3までプレイしてくれるような人には全作プレイしてもらいたいです。